NURO光の解約方法と違約金まとめ|工事費残債や解約時の注意点を解説

当ページのリンクには広告が含まれています。
NURO光の解約金と工事費残債に悩む女性のイメージ画像

NURO光を解約したいけれど、「違約金はいくら?」「工事費残債ってどうなるの?」と不安に感じていませんか。特に契約期間の途中で解約すると、思わぬ費用がかかるケースもあり、事前に確認しておかないと後悔してしまいます。

口コミや掲示板を見ても、「解約費用が思ったより高かった」「工事費の残債を知らなかった」という声は少なくありません。こうした不安や疑問は、多くの利用者に共通する悩みです。

そこで本記事では、通信会社に勤める筆者が、NURO光の解約金や工事費残債の仕組み、損をしない解約のタイミングや手順をわかりやすく解説します。

解約にかかる費用を理解し、正しい手順で進めれば、余計なお金を払わずに次の回線へ乗り換えできます。NURO光の解約で悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んで不安を解消してください。

目次

NURO光の解約にかかる費用は?

NURO光を解約するときには、「解約金」と「工事費残債」の2つの費用がかかる可能性があります。どちらも契約内容や解約タイミングによって金額が変わるため、事前に確認しておくことが大切です。

解約時に発生する2種類の費用(違約金・工事費残債)

NURO光を解約する際に注意すべき費用は、「解約金」と「工事費残債」の2種類です。

  • 解約金:契約期間の途中で解約すると請求される
  • 工事費残債:工事費を分割払いしていて残額がある場合に一括請求される

両方が同時にかかるケースもあるため、解約前に必ず契約状況をチェックしておきましょう。

解約金はプランごとに異なる

NURO光の解約金は、契約しているプランごとに金額が違います。

  • 通常プラン(3年契約):3,850円(2ギガ)
  • NURO光One(縛りなし):解約金は0円
  • マンションプラン(縛りなし):解約金は0円

同じNURO光でもプランごとに条件が異なるため、自分がどのプランで契約しているか確認することが重要です。

工事費残債は「分割払いが残っている場合」に発生

NURO光の工事費は、プランに応じて「24回」または「36回」の分割払いで請求されます。

  • 例:24回払い → 2年間利用すれば支払い完了
  • 例:36回払い → 3年間利用すれば支払い完了

もし解約時に支払いが残っている場合は、その残額を一括請求されます。
つまり「長く使えば支払いが終わるが、途中解約だと残債が発生する」という仕組みです。

NURO光の解約金はいくら?契約プラン別に解説

NURO光の解約金は、契約しているプランによって金額が異なります。ここでは主要プランごとの解約金を整理します。

NURO光通常プラン(3年契約)の解約金

通常プランは3年契約が前提のため、契約期間中に解約すると解約金がかかります。

プラン解約金
2ギガ3,850円
10ギガ4,400円

いずれも更新月(契約満了月とその翌月・翌々月)に解約すれば無料です。長期利用を前提としたプランなので、短期間で解約すると損になりやすい点に注意しましょう。

NURO光One(縛りなし)の解約金

NURO光 Oneは、契約期間の縛りがないプランです。そのため、いつ解約しても解約金は発生しません。

ただし「縛りなし=完全に無料で解約できる」と誤解しないよう注意が必要です。

  • 契約時の事務手数料(3,300円)は返金されない
  • 24ヶ月以内で解約すると、工事費の残債が請求されてしまう
  • キャッシュバック特典は、一定期間利用が条件になっている

つまり「違約金はゼロ」でも、解約タイミングによっては支払いが発生する+キャッシュバックがもらえないことを押さえておきましょう。

NURO光マンションプランの解約金

NURO光マンションプランは、契約期間の縛りがないため解約金は不要です。

ただし、工事費の分割払い(24か月)が終わるまでは注意が必要です。

  • 契約時の事務手数料(3,300円)は返金されない
  • 24ヶ月以内で解約すると、工事費の残債が請求されてしまう
  • キャッシュバック特典は、一定期間利用が条件になっている

つまりNURO光は、「縛りなし=いつでも完全無料で解約できる」という意味ではなく、工事費を完済して初めて安心して解約できると理解しておきましょう。

工事費残債とは?仕組みと確認方法を解説

NURO光では、基本工事費を24回または36回に分割して支払う仕組みがあります。

解約のタイミングによっては、この工事費の残額が「工事費残債」として一括請求されることになります。

工事費残債が発生する仕組み

NURO光の工事費は、契約時に24回または36回の分割払いで設定されています。

たとえば戸建てプランの場合、36か月間に分けて毎月1,222円ずつ支払います。

この工事費は解約時にまだ支払いが終わっていないと、残りの金額が「工事費残債」として一括請求されます。

例)36回払いで18ヶ月目に解約した場合、18か月分(21,996円)が残債として請求される

つまり「工事費は月ごとに分割しているが、解約した瞬間に残りをまとめて払う必要がある」仕組みです。

分割回数と1ヶ月あたりの工事費

プランごとに工事費の総額と分割回数が異なります。以下は、プランごとの分割回数と1ヶ月あたりの工事費です。

プラン分割回数1ヶ月あたり
通常プラン36回1,222円
NURO光One24回2,062円
マンション24回1,833円

たとえば通常プランの場合、36か月(3年)以上を利用すれば工事費の残債はゼロになります。

残債を安く抑えるためのポイント

工事費残債の有無は、NURO光のマイページで確認できます。

工事費残債情報
出典:

そこに「残りの支払い回数」や「残高」が表示されています。不明な場合はサポートデスクに問い合わせれば、正確な金額を教えてもらえるので、解約前に必ずチェックしておきましょう。

工事費残債の確認手順
  1. マイページにログイン
  2. ご契約情報のタブをクリック
  3. 工事情報にて支払い回数・残債を確認

NURO光の解約方法|手続きの流れを解説

NURO光を解約する場合、基本的にはマイページから手続きできます。

解約申し込みから回線撤去・機器返却までの流れを順番に確認しましょう。

マイページでの解約手続き

NURO光の個人契約では、マイページから24時間いつでも解約申請が可能です。

NURO光の解約申請
出典:

ログイン後、「契約情報」→「解約申請」のページから進み、解約希望日を指定します。手続きが完了すると、登録メールアドレス宛に解約受付の通知が届きます。

撤去工事の有無と費用

NURO光をはじめ、ほとんどの光回線では、基本的に撤去工事は必要ありません。

開通工事の際に配線された光ファイバーは、残置して問題ないとされており、そのままにして解約できるケースがほとんどです。

ただし、賃貸物件などで「退去時に設備を撤去すること」が条件になっている場合は、撤去工事を依頼する必要があります。その際は別途工事費(目安:11,000円前後)がかかります。

解約申し込み時に撤去工事の要否を確認できるので、必要な場合は退去トラブルを防ぐために手配しておきましょう。

返却が必要な機器(ONU・ケーブルなど)

NURO光でレンタルされるONU(ルーター一体型機器)や電源アダプタ、LANケーブルなどは、解約後に返却が必要です。

返却先や手順は、解約受付後に送られてくるメールや案内書に記載されています。

機器を返却しない場合、違約金(数千円〜1万円程度)が請求されるので必ず返却しましょう。

返却リスト
  • ONU(回線終端装置)
  • スタンド
  • 電源アダプタ
  • LANケーブル

NURO光を解約するタイミングで損をしないコツ

NURO光を解約する際は、タイミング次第で大きな差が出ます。以下の3つを意識すれば、余計な費用を支払わずに済みます。

更新月を狙えば解約金が0円になる

通常プラン(3年契約)の場合、契約満了月とその翌月・翌々月の3か月間が「更新月」です。この期間に解約すれば解約金はかかりません。

逆に更新月以外で解約すると3,850円〜4,400円が必要になるため、余計な出費を避けたいなら必ず更新月を確認しておきましょう。

工事費残債を完済してから解約する

NURO光の工事費は、24回または36回に分割されて毎月請求されます。

支払いが終わる前に解約すると、残っている金額が一括で請求される仕組みです。つまり「解約金は0円でも、工事費残債が残る」というケースが多いのです。

安心して解約できるのは、工事費を完済した後と覚えておきましょう。

乗り換え先のキャッシュバックを活用して費用を相殺

もし更新月や工事費完済を待てない場合は、乗り換え先のキャッシュバック特典を利用するのがおすすめです。

フトバンク光やドコモ光などでは、2万〜5万円程度の特典があることもあり、解約でかかった費用を実質的に相殺できます。

負担を最小限にしたい人は、乗り換え先の特典内容までチェックして選ぶと安心です。

よくある質問(FAQ)

NURO光の解約で多くの人が疑問に感じるポイントをまとめました。気になる項目をチェックして、解約前に不安を解消しましょう。

NURO光は更新月以外で解約するといくらかかる?

通常プランは、更新月以外で解約すると3,850円(2ギガ)または4,400円(10ギガ)の解約金が発生します。

NURO光は解約金が0円になるケースはある?

更新月に解約すれば解約金はかかりません。NURO光 Oneやマンションプランはもともと解約金がありません。

工事費残債は必ず請求される?

はい。工事費の分割払いが残っていれば、解約時に一括で請求されます。免除されるキャンペーンはありません。

NURO光を引っ越すときは解約扱いになる?

はい。引っ越し先でNURO光を継続利用する場合でも、旧住所では一度「解約」扱いになります。そのため、通常は解約金や工事費残債が発生します。

ただし、NURO光の「引っ越しキャンペーン」を利用すれば、解約金+工事費残債がキャッシュバックで戻ってくる仕組みがあります。

ONUを返却しないとどうなる?

レンタル機器(ONUやアダプタなど)を返却しないと、機器損害金(数千円〜1万円程度)が請求されます。

まとめ|NURO光の解約費用と注意点をおさらい

NURO光を解約する際は、解約金と工事費残債の2つに注意が必要です。通常プランは更新月に解約すれば解約金が0円になりますが、工事費の分割払いが残っていれば必ず一括請求されます。

短期間で解約すると負担が大きくなるため、更新月や工事費完済のタイミングで解約するのがベストです。どうしても費用が発生する場合は、乗り換え先のキャッシュバック特典を活用すれば、実質的な負担を軽減できます。

NURO光の解約は正しい知識を持って手続きを進めれば、余計な出費を抑えてスムーズに乗り換えできます。この記事を参考に、不安なく次の回線選びを進めてみてください。

NURO光の解約金と工事費残債に悩む女性のイメージ画像

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次