インターネットに10ギガは必要か?光回線の今後をプロが徹底分析!

当ページのリンクには広告が含まれています。
光回線10ギガは本当に必要?違いや選び方を解説

最近よく耳にする「10ギガ回線」。でも実際のところ、本当にそこまでの速度って必要なの?と思う方も多いはずです。

確かに、1ギガでも問題なく使えている人も多いのが事実。一方で、「もう1ギガには戻れない」と語るユーザーも増えています。

この記事では、通信会社に勤める筆者が、10ギガ回線の必要性・向いている人・導入時の注意点をわかりやすく解説。

さらに、主要サービスの比較や、選んでよかった/後悔したリアルな声も紹介していきます。

インターネットの回線選びで迷っている方に、判断のヒントになる1記事を目指しました。

筆者のプロフィール

Wi-Fiタブレットを持つスーツ姿の男性キャラ

HIRO

通信会社で働くサラリーマンです。仕事柄、ネット回線にはちょっと詳しい方だと思います。このブログでは、「10ギガって実際どうなの?」「本当に必要?」という疑問に、自分なりの見解を加えながら、10ギガ回線の選び方や注意点をわかりやすくまとめています。

目次

10ギガ回線は本当に必要か?まずは結論からお伝えします

「10ギガって本当に必要?」--そんな疑問を持つ人は多いと思います。

結論から言うと、10ギガ回線は万人向けではありません。でも、使い方によっては1ギガじゃ物足りなくなる人も確実にいます。

このあとのパートでは、「自分にとって10ギガが必要か?」を一緒に考えていきましょう。

結論:10ギガを体感したら、1ギガには戻れない

実際に10ギガ回線を使ってみると、「あ、これは全然違うな」と感じる瞬間があります。

たとえば、大容量のデータを一瞬でダウンロードできたり、4K以上の高画質動画がサクサク再生されたり。

家族全員で同時にテレワークやゲームをしていても、速度がまったく落ちません。

この“余裕感”に慣れてしまうと、1ギガでは物足りなさを感じてしまう人も多いです。

とはいえ、10ギガは「誰にとっても必要なもの」ではありません

スマホ中心で、YouTubeやSNSくらいしか使わない人にはオーバースペックですし、通信機器のスペックが追いついていないと、10ギガの実力も発揮できません。

要は、使い方にハマれば10ギガは「快適さで人生変わるレベル」、そうでなければコストが無駄になる、そんな回線です。

だからこそ、次に紹介する「向いている人・向いていない人」をチェックして、自分に合うかどうかを判断してみてください。

10ギガが向いているか診断しよう

ここでは、あなたが10ギガ回線に向いているかどうかを、簡単なチェック形式で確認できます。

1つでも多く当てはまれば、10ギガを導入する価値は十分にあります。

【チェックリスト】あなたはいくつ当てはまりますか?

  • 自宅でオンラインゲームをよくプレイする(FPS・MMORPGなど)
  • 4K/8Kの高画質動画をよく見る(Netflix・YouTubeなど)
  • 大容量のデータを頻繁にダウンロード/アップロードする
  • 家族や同居人と同時にネットを使うことが多い(テレワーク×2+動画×2など)
  • ZoomやTeamsで映像が止まる・遅れることにストレスを感じる
  • テレワークで大量のデータをやり取りする機会が多い
  • 「今のネット、たまに遅いかも?」と感じることがある

診断結果の目安

  • 4項目以上当てはまる人:10ギガ回線の快適さを体感できる可能性大。検討する価値あり。
  • 2〜3項目の人:環境を整えれば恩恵はありそう。機器や料金とのバランスで判断を。
  • 1項目以下の人:今のネット環境で十分かも。無理に10ギガを選ぶ必要はありません。

自分のネットの使い方と照らし合わせながら、次に紹介する「メリット・デメリット」もあわせて確認してみてください。

10ギガ回線のメリット・デメリットを整理してみます

ここでは、10ギガ回線の特徴を「メリット」と「デメリット」に分けて整理していきます。

実際に使っているからこそわかるリアルな視点で、良い面・悪い面の両方をフラットにお伝えします。

10ギガ回線のメリット

10ギガ回線のメリットは、以下4つです。

  • 通信速度が圧倒的に速い
    理論値では1Gbpsの約10倍の速度。実測でも1Gbpsの上限を軽く超えるケースが多く、重たいデータも一瞬で完了します。
  • 混雑時間帯でも安定しやすい
    10ギガ回線は帯域に余裕があるため、夜間や休日でも速度が落ちにくく、快適さをキープできます。
  • 同時接続に強い
    家族や同居人が同時にテレワーク、動画視聴、ゲームをしても通信が詰まらない。家庭内ネットワーク全体が快適に。
  • 将来性がある
    4K・8K動画、AR・VR、クラウドストレージ活用など、これからの時代に向けて長く使える回線スペックです。

10ギガ回線のメリットは、「回線速度そのもの」よりも、「安定性」や「快適さ」が1ギガ回線よりも大幅に改善されることです。

複数人での同時接続や、重たいファイルのやり取り、高画質な映像の視聴など、現代のネット利用にありがちな場面で“待たないネット”を実現してくれます。

10ギガ回線を使ってみると、インターネットのストレスが消えるというより“そもそもストレスが存在しない”ことに驚くことでしょう。

10ギガ回線のデメリット

10ギガ回線のデメリットは、以下3つです。

  • 料金がやや高め
    10ギガ対応プランは、1ギガと比べて月額1,000~2,000円ほど高いケースが多く、コスパ重視の人にはネックになることも。
  • 対応エリアがまだ限定的
    都心部や一部の都市圏では普及が進んでいますが、エリア外ではそもそも申し込めないこともあります。
  • 10ギガ対応の機器が必要
    ルーター、LANケーブル、パソコンなどが10ギガに対応していないと、回線の実力を引き出せません。追加コストや通信機器の準備が必要になる場合も。

10ギガ回線を最大限に活かすためには、光回線だけでなく「対応エリア」や「機器のスペック」など複数の条件がそろっている必要があります。

特に、古いルーターやPCを使っていると10ギガに対応していないため、思ったほどの速度が出ずに「意味なかった…」となるケースも。

10ギガ回線を申し込む前に、自宅のネットワーク環境をチェックしておくことが大切です。

10ギガ対応の機器
  • 有線LANポートが「10GBASE-T」に対応している
  • LANケーブルの規格が「Cat.6A以上」に対応している
  • 無線LAN規格が「Wi-Fi6以上」に対応している

1ギガと10ギガは何が違う?速度・料金・エリアを比較してみた

1ギガと10ギガの大きな違いは、「通信速度」「月額料金」「提供エリア」の3つです。

ここでは、それぞれの違いについて、わかりやすく整理してみました。

10ギガの通信速度は1ギガよりも圧倒的に速い

10ギガ回線の最大のメリットは、やはりその「通信速度」です。

理論値ベースでは、1ギガ=最大1,000Mbps/10ギガ=最大10,000Mbpsなので、単純計算で10倍速いことになります。

もちろん実際の通信環境ではここまでの差は出ませんが、以下のような実測値が出ています。

  • 1ギガ回線の平均実測速度
    → 300〜600Mbps程度
  • 10ギガ回線の平均実測速度
    → 1,500〜2,000Mbps超えも多数

とくに、夜間や混雑時にも安定した高速通信ができるのが10ギガの強みです。

「大容量のダウンロードが一瞬で終わる」「4K配信でも余裕」「複数人が同時に使っても快適」といった違いは、インターネットを日常的に利用する人にとっては大きな価値になります。

1ギガよりも10ギガの方が月額料金は高くなる

10ギガ回線は通信速度が上がる分、当然ながら1ギガ回線よりも月額料金が高くなります。

具体的には、以下のような価格差が一般的です。

  • 1ギガ回線の月額料金の相場
    → 4,000〜5,500円前後
  • 10ギガ回線の月額料金の相場
    → 5,000〜6,500円前後

つまり、10ギガを利用するなら、1ギガの月額料金から+1,000円前後の負担を見込んでおく必要があるわけです。

この価格差を「高い」と感じるか「快適さの対価」と捉えるかは、日ごろのインターネットの使い方次第と言えるでしょう。

1ギガよりも10ギガの方が提供エリアが狭い

10ギガ回線は、まだ全国に普及しているわけではありません。

一般的な10ギガ回線は、フレッツ光クロスの提供エリアに依存しており、提供エリア外ではそもそも申込みができません。

例えば、

  • 都心部や政令指定都市の一部エリアのみ対応
  • 提供可否は住所ごとに確認が必要
  • マンション・アパートなどの集合住宅では、10ギガ未対応なことも多い

これに対して、1ギガ回線は人口カバー率が約95%のため、全国どこでも利用できます。

そのため、10ギガが使いたくても使えないケースがある点には注意が必要です。

10ギガを選んだ人とやめた人のリアルな声

実際に10ギガ回線を使っている人は、どんな理由で選び、どんな点に満足しているのか?逆に「やめた」という人は、何がネックだったのか?

SNSや口コミサイト、知恵袋などに寄せられたリアルな声をもとに、10ギガ回線の“ホンネ”をチェックしてみましょう。

10ギガを選んでよかったという人の声

X(旧Twitter)などの口コミを見ると、「思った以上に速くて驚いた」「アップロードも快適になった」という声が目立ちます。

人によって感じ方に差はあるものの、「違いを感じた」という反応が出る時点で、性能差は確かにあるようです。

このように、機器をしっかり用意すれば、10ギガの実力を引き出せるケースも多くあります。

10ギガをやめた人・後悔したという人の声

一方で、「思ったほど速くならなかった」「環境が整っていなくてムダだった」という後悔の声も少なくありません。

ただ、10ギガ対応のLANケーブルやルーターを使わないと、10ギガ回線のスペックを活かせません。

このように、10ギガ回線を契約するだけではなく、PCやルーター、LANケーブルもすべて10ギガ対応に変更する必要があります。

「10ギガを契約すれば速くなる」という期待が先行しがちですが、環境が整っていないと意味がないのが実情です。

10ギガ光回線の導入条件|申込み前に確認すべき3つのこと

10ギガ回線を申し込めば誰でも速くなる――というわけではありません。

提供エリアや建物側の設備、利用する機器が10ギガに対応しているかどうかが重要です。

ここでは、契約前にチェックすべき3つのポイントを簡潔に解説します。

提供エリアを必ずチェックしよう

10ギガ回線は、全国どこでも使えるわけではありません。

10ギガ回線は主に大都市圏を中心に展開されており、NTTの「フレッツ光クロス」やそれを使った光コラボ(ドコモ光 10G・ソフトバンク光 10Gなど)は、提供エリアが限定的です。

まずは提供エリアを確認し、10ギガ回線が利用できるかを確認しておきましょう。

東日本エリアの提供エリア
都道府県市町村
東京都23区、狛江市、調布市、三鷹市、府中市、稲城市、羽村市、国分寺市、小金井市、小平市、昭島市、清瀬市、西東京市、多摩市、東久留米市、東村山市、東大和市、武蔵村山市、武蔵野市、福生市、立川市、あきる野市、国立市、青梅市、町田市、日野市、八王子市、西多摩郡瑞穂町
神奈川県横浜市、川崎市、茅ケ崎市、綾瀬市、大和市、逗子市、藤沢市、平塚市、南足柄市、伊勢原市、足柄上郡松田町、相模原市、横須賀市、海老名市、鎌倉市、厚木市、座間市、小田原市、秦野市、愛甲郡愛川町、高座郡寒川町、足柄上郡開成町、三浦郡葉山町、中郡二宮町、中郡大磯町、足柄上郡大井町、足柄上郡中井町
千葉県千葉市、市川市、習志野市、松戸市、白井市、浦安市、鎌ヶ谷市、市原市、成田市、船橋市、袖ケ浦市、大網白里市、東金市、八街市、木更津市、流山市、四街道市、柏市、茂原市、八千代市、君津市、銚子市、旭市、印西市、我孫子市、鴨川市、佐倉市、山武市、富里市、野田市、香取市、匝瑳市
埼玉県さいたま市、ふじみ野市、狭山市、坂戸市、志木市、新座市、草加市、鶴ヶ島市、富士見市、北本市、和光市、蕨市、秩父郡横瀬町、南埼玉郡宮代町、入間郡三芳町、飯能市、本庄市、三郷市、羽生市、越谷市、桶川市、加須市、吉川市、久喜市、熊谷市、戸田市、幸手市、行田市、鴻巣市、春日部市、所沢市、上尾市、深谷市、川越市、川口市、秩父市、朝霞市、東松山市、日高市、入間市、八潮市、蓮田市、白岡市、児玉郡神川町、秩父郡小鹿野町、比企郡滑川町、北葛飾郡杉戸町、北足立郡伊奈町、比企郡小川町、比企郡吉見町、入間郡毛呂山町
栃木県宇都宮市、佐野市、小山市、真岡市、足利市、栃木市、那須塩原市、芳賀郡芳賀町、下野市、日光市、矢板市、塩谷郡塩谷町、塩谷郡高根沢町、那須郡那須町
群馬県安中市、伊勢崎市、館林市、桐生市、高崎市、渋川市、沼田市、前橋市、太田市、藤岡市、北群馬郡吉岡町、北群馬郡榛東村、邑楽郡千代田町、邑楽郡板倉町、邑楽郡明和町、利根郡昭和村、みどり市、邑楽郡大泉町
茨城県つくば市、ひたちなか市、笠間市、古河市、高萩市、桜川市、取手市、常総市、神栖市、水戸市、石岡市、潮来市、土浦市、日立市、龍ケ崎市、稲敷郡阿見町、稲敷郡美浦村、猿島郡境町、つくばみらい市、結城市、常陸大宮市、筑西市、北茨城市、東茨城郡茨城町、那珂郡東海村
北海道札幌市、室蘭市、石狩郡当別町、石狩市、登別市、苫小牧市、北広島市、恵庭市、江別市、小樽市、千歳市
宮城県仙台市、塩竈市、岩沼市、気仙沼市、宮城郡七ヶ浜町、柴田郡村田町、柴田郡大河原町、石巻市、多賀城市、白石市、栗原市、大崎市、登米市、東松島市、富谷市、名取市、宮城郡利府町、柴田郡川崎町、遠田郡美里町、遠田郡涌谷町、黒川郡大衡村、黒川郡大和町、柴田郡柴田町
新潟県新潟市
長野県長野市
福島県福島市
山梨県甲府市
青森県青森市
岩手県盛岡市
秋田県秋田市
山形県山形市
西日本エリアの提供エリア
都道府県市町村
大阪府大阪市、堺市、岸和田市、豊中市、池田市、吹田市、泉大津市、高槻市、貝塚市、守口市、枚方市、茨木市、八尾市、泉佐野市、富田林市、寝屋川市、河内長野市、松原市、大東市、和泉市、箕面市、羽曳野市、門真市、摂津市、高石市、藤井寺市、東大阪市、泉南市、四條畷市、交野市、大阪狭山市、阪南市、忠岡町、熊取町、田尻町、太子町
和歌山県和歌山市、田辺市、岩出市、みなべ町、上富田町、御坊市、美浜町、日高川町
京都府京都市、福知山市、舞鶴市、宇治市、亀岡市、城陽市、向日市、長岡京市、八幡市、京田辺市、南丹市、木津川市、大山崎町、久御山町、精華町
奈良県奈良市、大和高田市、大和郡山市、橿原市、桜井市、生駒市、香芝市、葛城市、平群町、三郷町、安堵町、上牧町、王寺町、河合町、吉野町
滋賀県大津市、彦根市、長浜市、近江八幡市、草津市、守山市、栗東市、甲賀市、野洲市、湖南市、東近江市、米原市、日野町、多賀町
兵庫県神戸市、姫路市、尼崎市、明石市、西宮市、洲本市、芦屋市、伊丹市、豊岡市、加古川市、赤穂市、西脇市、宝塚市、高砂市、川西市、小野市、三田市、南あわじ市、たつの市、猪名川町、稲美町、播磨町、三木市、高砂市
愛知県名古屋市、豊橋市、岡崎市、一宮市、瀬戸市、半田市、春日井市、豊川市、津島市、碧南市、刈谷市、豊田市、安城市、西尾市、蒲郡市、犬山市、常滑市、江南市、小牧市、稲沢市、東海市、大府市、知多市、知立市、尾張旭市、高浜市、岩倉市、豊明市、日進市、愛西市、清須市、北名古屋市、みよし市、あま市、長久手市、田原市、東郷町、豊山町、大口町、扶桑町、大治町、蟹江町、阿久比町、東浦町、美浜町、武豊町、幸田町
静岡県静岡市、浜松市、沼津市、三島市、富士宮市、島田市、富士市、磐田市、焼津市、掛川市、藤枝市、御殿場市、袋井市、裾野市、湖西市、御前崎市、菊川市、牧之原市、清水町、長泉町、小山町、吉田町、熱海市
岐阜県岐阜市、大垣市、高山市、多治見市、関市、羽島市、美濃加茂市、各務原市、可児市、瑞穂市、本巣市、岐南町、神戸町、安八町、北方町、坂祝町、富加町、御嵩町
三重県津市、四日市市、伊勢市、桑名市、鈴鹿市、亀山市、東員町、朝日町、川越町、明和町、玉城町、松阪市
広島県広島市、東広島市、府中町、呉市、三原市、福山市、三次市、廿日市市、尾道市、海田町
岡山県岡山市、瀬戸内市、倉敷市、総社市、浅口市、津山市、早島町
愛媛県松山市、砥部町、今治市、新居浜市、西条市、伊予市、松前町、東温市、西予市
香川県高松市、丸亀市、坂出市、善通寺市
徳島県徳島市、阿南市
高知県高知市
福岡県北九州市、福岡市、大牟田市、久留米市、飯塚市、行橋市、春日市、那珂川市、志免町、須恵町、新宮町、水巻町、桂川町、広川町、みやこ町、太宰府市、柳川市、筑後市、大川市、小郡市、筑紫野市、大野城市、宗像市、古賀市、福津市、朝倉市、宇美町、篠栗町、粕屋町、苅田町、みやま市、久山町、大木町、八女市、筑前町、中間市、吉富町
佐賀県佐賀市、鳥栖市、基山町、神埼市、吉野ヶ里町、上峰町、みやき町、唐津市、伊万里市、武雄市、小城市
長崎県長崎市、佐世保市、島原市、諫早市、大村市、長与町、時津町
熊本県熊本市、荒尾市、合志市、嘉島町、八代市、人吉市、宇土市、大津町、菊陽町、益城町、宇城市、菊池市、錦町、山江村、西原村、相良村、氷川町、玉名市、宇城市、天草市
大分県大分市、別府市、中津市、日田市、佐伯市、宇佐市
鹿児島県鹿児島市、鹿屋市、薩摩川内市、霧島市、奄美市、姶良市、龍郷町
宮崎県宮崎市、都城市、延岡市、日向市、三股町
今後の拡大予定エリア
提供開始予定日都道府県市町村
2025年7月大阪府柏原市、阪南市、泉南郡熊取町
兵庫県相生市、揖保郡太子町
愛知県知多市、みよし市、丹羽郡大口町
静岡県伊東市、御前崎市、田方郡函南町
岐阜県中津川市、瑞浪市、恵那市、土岐市、羽島郡笠松町、揖斐郡大野町
三重県名張市、伊賀市、員弁郡東員町
愛媛県宇和島市、四国中央市
香川県観音寺市、木田郡三木町
徳島県板野郡藍住町
高知県南国市、香美市
福岡県直方市、那珂川市、遠賀郡水巻町
佐賀県鹿島市
熊本県水俣市
鹿児島県枕崎市
2025年10月大阪府三島郡島本町
和歌山県新宮市
京都府綾部市、南丹市、相楽郡精華町
奈良県五條市、磯城郡田原本町
滋賀県湖南市
兵庫県加西市、宍粟市、神崎郡福崎町
愛知県弥富市、知多郡阿久比町
岐阜県安八郡輪之内町
三重県桑名郡木曽岬町
広島県尾道市、安芸郡熊野町
愛媛県東温市
香川県綾歌郡宇多津町、仲多度郡多度津町
徳島県小松島市、板野郡北島町
高知県安芸市
福岡県遠賀郡岡垣町、八女郡広川町
佐賀県嬉野市
長崎県北松浦郡佐々町
熊本県荒尾市、山鹿市、合志市、玉名郡長洲町
大分県臼杵市、杵築市
鹿児島県出水市、いちき串木野市
宮崎県小林市
2026年1月和歌山県海南市、橋本市、有田市
京都府与謝郡与謝野町
奈良県天理市、生駒郡斑鳩町
滋賀県蒲生郡日野町
兵庫県加古郡稲美町
愛知県西春日井郡豊山町
静岡県湖西市、伊豆の国市
岐阜県不破郡垂井町
石川県金沢市、小松市、珠洲市、加賀市、白山市、野々市市、河北郡津幡町、河北郡内灘町
富山県富山市、高岡市
福井県福井市、敦賀市、越前市
岡山県高梁市、勝田郡勝央町
徳島県鳴門市
高知県四万十市、吾川郡いの町
福岡県田川市、八女市、みやま市、糸島市、糟屋郡新宮町、遠賀郡遠賀町、三井郡大刀洗町、三潴郡大木町
長崎県五島市
熊本県菊池市
大分県由布市、速見郡日出町、玖珠郡玖珠町
鹿児島県日置市
沖縄県那覇市、宜野湾市、沖縄市、うるま市、中頭郡読谷村、中頭郡北谷町、中頭郡北中城村
2026年2月沖縄県石垣市、浦添市、名護市、糸満市、豊見城市、宮古島市、中頭郡西原町、島尻郡南風原町、島尻郡八重瀬町
2026年3月島根県松江市、浜田市、出雲市、益田市、大田市
鳥取県鳥取市、米子市
山口県下関市、宇部市、山口市、防府市、下松市、岩国市、周南市

建物の配線方式を確認しよう(VDSLや光配管方式)

仮に提供エリア内でも、集合住宅の構造によっては10ギガが使えないケースがあります。

特にマンション・アパートで多く採用されている「VDSL方式」や「LAN方式」といった古い配線形式だと、最大でも100Mbps〜1Gbps程度までしか速度が出ません。

そのため、10ギガ回線を利用するには、「光配線方式」であることが前提です。

不明な場合は、申し込みを検討している通信会社・プロバイダに確認しておきましょう。

集合住宅の配線方式の違い
  • 光配線方式:
    部屋のコンセントまで光ファイバーで接続されている。速度・品質ともに1番良い。
  • VDSL方式:
    光ファイバーの代わりに電話ケーブルが利用されている。最大通信速度は100Mbpsまで。
  • LAN方式:
    光ファイバーの代わりにLANケーブルが利用されている。規格によって速度が異なる。

ルーターやLANケーブルが10ギガ対応かを確認しよう

せっかく10ギガ回線を契約しても、周辺機器が対応していないと速度は出ません。

特に注意したいのが、以下の3つです。

  • Wi-Fiルーター(WANポートが10ギガ対応)
  • LANケーブル(Cat.6A以上が必須)
  • パソコン(LANポートが10ギガ対応)

「10ギガ使ってるのに、思ったより速くならない…」という口コミの多くが、機器側のスペック不足によるものと思われます。

10ギガ回線を契約する前に、通信機器やケーブルが10ギガ対応か確認しておきましょう。

今後の光回線事情|2025年以降の動向をプロが予測

このセクションでは、「10ギガは今だけのブームなのか?」「もっと速くなる時代が来るのか?」といった疑問に答えるため、光回線のこれからを予測していきます。

各社の10ギガ展開とエリア拡大の見通し

2025年以降、大手通信キャリアを中心に10ギガ回線の提供エリアが拡大中です。

たとえば、NTT東西の「フレッツ光クロス」は政令指定都市を皮切りに、徐々に地方都市にもエリアを広げています。

また、それに追随する形で、光コラボ各社(ドコモ光・ソフトバンク光・ビッグローブ光など)も、10ギガ回線を提供し始めました。

今後2〜3年で、10ギガは一部の限られた選択肢ではなく、「選べる地域がどんどん増えていく」インフラになる可能性が高いでしょう。

5Gと光回線の役割分担

「5Gで十分なのでは?」という声もありますが、光回線とモバイル通信は役割が異なります。

  • 光回線:
    安定性・高速大容量・低遅延に優れる(固定回線向け)
  • 5G:
    可搬性・柔軟性に優れる(外出先や一時利用向け)

今後は、「屋内=光回線」「屋外=5G」というすみ分けが進むと見られています。

特に、テレワークやオンラインゲームなど安定した通信環境が求められる場面では、引き続き光回線が主役となりそうです。

集合住宅でも10ギガは当たり前の時代に

「10ギガって戸建て限定でしょ?」と思われがちですが、今では多くの光回線で「マンション10ギガプラン」が提供されています。

ただし、導入にはいくつかの条件があります。

特に配線方式が「光配線方式」であることが重要で、VDSLやLAN方式ではそもそも10ギガ回線を契約しても速度が速くなりません。

また、月額料金はマンションタイプでも、戸建てタイプと同額のケースがほとんど

1ギガ回線のように“集合住宅だから安い”というメリットは、10ギガ回線では期待できない点も押さえておきましょう。

主要10ギガ回線を比較|料金・工事費・契約条件

10ギガ対応の光回線は年々増えていますが、料金や初期費用、契約条件には大きな違いがあります。

まずは主要な大手回線を比較し、どんな違いがあるのか整理してみましょう。

月額料金・初期費用・縛り条件を一覧表で比較

まずは、大手10ギガ光回線を月額料金・初期費用・契約期間の条件で比較してみましょう。

スクロールできます
サービス名月額料金工事費(税込)セット割契約期間/解約金
ドコモ光 10ギガ6,380円実質無料(22,000円)ドコモ2年/5,500円
ソフトバンク光 10ギガ6,380円実質無料(31,680円)ソフトバンク
ワイモバイル
2年/6,380円
auひかり 10ギガ6,468円実質無料(41,250円)au
UQモバイル
3年/4,730円
NURO光 10ギガ5,700円実質無料(44,000円)ソフトバンク
ワイモバイル
NUROモバイル
3年/4,400円

いずれも月額は6,000円前後が中心で、工事費は3万円台~4万円台が多め

さらに、最低2〜3年の契約期間が設定されており、解約時は違約金が発生する仕組みになっています。

安さ・条件・コスパで選ぶならどれ?

大手4社の10ギガ回線は、いずれも速度やサービス品質は安定しており、「失敗しにくい」選択肢ではあります。

ただし、契約期間の縛りや工事費負担など、気軽に始めにくい条件が多いのも正直なところ。

  • スマホ割を使ってトータルでお得にしたい
  • 3年以上は確実に使う

など、明確な理由があれば選ぶ価値はありますが、より自由度が高く、コスパも良い回線を求める人には、別の光回線が向いています。

そこで次の章では、筆者が実際に比較・検証した中から、初心者にもおすすめできる10ギガ回線を2つ紹介します。

筆者のおすすめ10ギガ回線|迷ったらこの2つ

主要10ギガ回線を比較してみて、「高い・縛りがキツい」と感じた人は必見。

筆者おすすめの「コスパ」と「自由度」を両立した2つの10ギガ回線をご紹介します。

BB.excite光10G|とにかく安く始めたい人におすすめ

サービス名BB.excite光 10G
提供会社エキサイト株式会社
月額料金4,790円
初期費用無料
契約期間なし・違約金なし

BB.excite光 10Gは、月額4,790円という10ギガ回線としては破格の料金が魅力。

工事費・事務手数料が完全無料なので、初期費用は一切かかりません。また、契約期間の縛りもなく、いつでも違約金なしで解約可能です。

さらに、最大2ヶ月分の月額料金が全額返金されるので、「まずは試してみたい」という人にピッタリな10ギガ回線といえます。

お試し感覚で10ギガ回線を利用できる、数少ない光回線のひとつです。

\ 公式サイトはこちら /

月額4,790円の格安10ギガ回線

BB.excite光 10Gの評判について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

enひかりクロス|シンプル&自由に使いたい人向け

サービス名enひかりクロス
提供会社株式会社縁人
月額料金4,917円
初期費用3,300円
契約期間なし・違約金なし

enひかりクロスは、自由度とシンプルさを重視した10ギガ回線です。

月額料金は4,917円と、10ギガ回線としてはかなり割安な水準。しかも工事費が完全無料で、契約期間の縛りや違約金も一切ありません。

もちろん回線品質は「フレッツ光クロス」と同等で、IPv6(IPoE)接続にも対応しています。

さらに、10ギガ対応ルーターが特価で購入できるキャンペーンも実施されており、必要な機器を手頃にそろえられます。

とにかく縛られずに、自分のペースで高速回線を使いたい人にぴったりの選択肢です。

\ 公式サイトはこちら /

10ギガ回線が月額4,917円で試せる!

enひかりクロスの評判について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

よくある質問(FAQ)

10ギガ回線について調べていると、「これってどうなんだろう?」という疑問がたくさん出てくると思います。

ここでは、実際によく寄せられる質問に対して、プロの視点でわかりやすく回答していきます。

IPv6(IPoE)に非対応だと10ギガでも遅い?

はい、IPv6非対応だと速度が出にくいケースがあります。特に夜間や混雑する時間帯に「IPv4 PPPoE接続」しか使えない場合、速度が大きく低下する可能性があります。10ギガ回線を選ぶなら、IPv6(IPoE)に標準対応している回線かどうかを必ず確認しましょう

1ギガ→10ギガに切り替えるときの注意点は?

切り替えの際は、以下のような点に注意が必要です:

  • 建物が10ギガに対応しているか
  • 利用中のプロバイダの対応状況
  • 開通工事が必要になる

また、機器(ルーター・LANケーブルなど)も10ギガ対応が必要になるため、契約前に準備できるか確認しておくのがおすすめです。

無線(Wi-Fi)でも10ギガの意味あるの?

結論から言うと、Wi-Fiでも通信速度は速くなりますが、10ギガ回線をフルで活用できません。Wi-Fi 6(11ax)以上の高性能ルーター+最新デバイスを使えば、1〜2Gbps程度で利用できますが、「10ギガのスペックを無線で使い切る」のは難しいため、有線接続で利用するのがベストです。

まとめ|10ギガは“万人向けではない”、でもハマる人には最高の選択肢

10ギガ回線は、すべての人に必要なわけではありませんが、1ギガとはまったく別物の快適さを実感できるサービスです。

とくに以下のような人は、10ギガ回線のメリットを強く感じやすいはずです。

  • 複数人での同時利用や大容量のデータ通信が多い
  • オンラインゲームや動画配信など、安定性を求める使い方が中心
  • 今のネット速度に、少しでも「遅いかも?」と感じている

とはいえ、「速度のために料金や機器を上げる価値があるか?」という疑問は当然です。

そこで、今回ご紹介した「BB.excite光 10G」や「enひかりクロス」などを利用すれば、10ギガ回線も気楽に試すこともできます。

10ギガ回線を試してみたいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

光回線10ギガは本当に必要?違いや選び方を解説

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次